政府「水素基本戦略」6年ぶりに改定 官民で15兆円超を投資へ
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政府はGX経済移行債20兆円発行して官民で150兆円の脱炭素投資を進めようとしてますので、恐らく政府が水素基本戦略に向けて自腹を切る金額は2兆円程度の想定でしょう。
燃料電池車の普及って、本気で言うてるんかいな? トヨタミライの一番安いグレード、車体価格700万円しよる。こっから、税金かかってくるんやけど、日本のサラリーマンの平均年収400万円やのに、なんで、普及するんや?日本で流行る環境車は、軽EVやって。
我が国は、 2017 年12月に世界初の水素の国家戦略「水素基本戦略」を策定し、約5年後の2023年6月に改訂(同戦略の「水素」とは、水素に加え、アンモニアや合成メタン・合成燃料等も含めた意味で記載)。改訂されるまでの5年間に起こった変化として、以下の2点を挙げています。
① 2050 年カーボンニュートラル宣言(2020年10月)
②ロシアのウクライナ侵略(2022年2月〜)
①を経て策定された、政府の第6次エネルギー基本計画(令和3年10月)は、「2030年度の電源構成において、水素・アンモニアで1%程度を賄うことを想定する」としています。
②は、世界のエネルギー情勢に地殻変動を与え、特に欧州のロシア産エネルギー依存からの脱却を図るために、代替エネルギーの一つとして水素が注目されています。
また、我が国における水素の導入に向けては、エネルギー政策を進める上の基本方針「S+3E」に則るとされています。
・Safety(安全性):安全・安心な水素社会の実現のために、適切な保安基準を整備する
・Energy Security(安定供給):国内製造が可能、かつ、供給源も多角化され得るという点でエネルギー安全保障の強化にも資する
・Economic Efficiency(経済効率性):水素の経済的な自立を目指す
・Environment(環境への適合):カーボンニュートラル実現に向けてトランジションの観点も踏まえながら、低炭素水素の導入を促進する