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英シンセシアのAIクローンです。見た目や声質の再現レベルはかなり高いです。1体1000ドルで制作でき、既に1万5千社から受注したとのこと。ただし、会話はChatGPTなので、本人の会話を学習している訳ではありません。

一方、日本のオルツ https://alt.ai/pai/ は本人のブログやツイッターの文章を学習して、会話内容も本人らしく答えるデジタルクローンを目指しています。

AIクローンには自分の仕事を代わりにやってくれる存在として期待されています。私も欲しい時があります。オンラインセミナーなら、原稿さえ渡せば、きっと私より上手く話してくれるでしょう。長い収録で拘束されることは不要です。発言の少ないビデオ会議にも代わりに出席しておいて欲しい。著名人ならなおさらです。

しかし、これはディープフェイクそのものでもあります。勝手に使われたら極めて恐ろしい。最大の懸念は政治家に貶める発言をさせる世論操作です。特に選挙で落選させる工作は民主主義の根幹を揺るがします。米国大統領選挙ではヒラリークリントン氏を貶める偽情報が効いたと言われています。豪州モリソン首相のフェイク動画は国際問題にもなりました。

一般市民ならフェイクが出回ればダメージは回復不能でしょう。日本では肖像権は法律に明確な権利定義がないようです、民事として損害賠償は請求できますが。本人同意なきAIクローンは規制すべき時期に来ています。
本物のトムと全く見分け・聞き分けがつかない完成度でかなり驚きました。これほどの精度のアバターが1000ドル程度で作れるなれば、採用企業が広がらない理由はなさそうです。

国内でもrinnaやオルツなど、複数の企業がこうしたアバター・デジタルヒューマンの開発を進めていますが、動きの不自然さや片言などの違和感が感じられる一方で、英語圏ではビジネス利用が可能なレベルで技術が進展していることを窺わせます。

案内係、接客スタッフ、受付、解説員など、汎用的・専門的なデータで回答を用意できる仕事については、そう遠くない未来に置き換えが進んでいくのかもしれません。
「会話の応答には「ChatGPT(チャットGPT)」が用いられ」

ということなので、ChatGPTに質問した場合と返答は同じです。無料アカウントも作れるのでみなさんも質問してみてください。私の手元では、この記事とほぼ同じ回答が得られます。

私自身は、インターネットの登場のときと同じだと思います。特定のタスクに目を向ければなくなったものもあるでしょう。しかし、それ以上の仕事を生み出すと思います。
「あなたの仕事は奪いません」、「今は( for now)」と聞こえたのは私だけ?笑
これこそメタバース