NY株反発、153ドル高 デフォルト回避の公算で
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きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。
序盤は下げて始まったものの、IT・ハイテク株中心に次第に買い戻しが広がりプラスに転じ、ナスダックは大幅高。
AIアプリのC3・ai<AI>が決算を受けて大幅安となっていますが、エヌビディア<NVDA>は買い戻されてます。
前日に米下院が債務上限法案を可決し、米国のデフォルトを回避するための重要な一歩を踏み出しました。
超党派の支持を得て314対117で可決し、法案は上院に送付されており、デフォルト(債務不履行)は回避できそうな情勢になっていますが、織り込み済で株式市場の反応は限定的。
債務上限を巡る争いをよそに、市場は6月FOMCに注目しており、前日のFOMC委員の発言で6月は利上げが見送られるのではとの観測が一気に高まりました。
短期金融市場では75%超の確率で据え置きを見込んでますが、今夜の米雇用統計が強い内容であれば、その見方が変わる可能性もあります。
昨夜は5月のADP雇用統計が発表になり、予想を大きく上回っていました。
ADP雇用統計と米雇用統計とは方向が必ずしも一致しないですが、強い内容であれば、局面は一気に変わる可能性も。
VIXが15台まで下がり楽観極みですが、個人的にはココで仕込むの面白いと思います。
日本株は引き続き為替動向次第かなと言う見通しです。