【驚愕】「若返り」のため、孫の血を注入してみた
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注目のコメント
無茶な実験ですね。
正当に知見を積み重ねる事なく、なんとなく効きそうという理由で人体実験が行われたという倫理的にも大きな問題がある内容です。
エビデンスを積み重ねて創薬に繋げている研究者こそ賞賛され、注目されるべきであり、こういったリスクが高い何ちゃって研究には気をつけましょう。
万が一良い結果が公表されて、これを真似る人が増えてしまうと本当に危ない事につながるでしょう。データを選べば、こんな事に効果があったと無理やり解釈することも出来ますし、こういう危ない実験話が世に広まる事自体悪影響だと思います。素晴らしい好奇心と探究心だとは思いますが、残念ながら本人たちには百害あって一利なしになる可能性が十分あるばかりか、後世にもエビデンスとして残すことが難しい結果になってしまうと思います。
根拠にされたマウスでの結果は、哺乳類ひいては人類では全く逆の結果になることも珍しくありません。実際この長寿の研究においても、シリコンバレーの人々が根拠にしているマウスの研究でカロリー制限が20%から最大50%まで寿命を延長した結果が示されても、ひとたび齧歯類を離れると、他の実験動物では寿命延長効果を示すことが難しくなっています。
カロリー制限ならば実害がまだ少なくて済むかもしれませんが、血漿交換は読んで字のとごく血の入れ換えが行われます。どれだけ合併症のリスクがあるかは想像に難しくないことでしょう。逆に合併症の影響で、その炎症からエイジングを加速するリスクもあるわけです。
また、仮に彼らの間で何らかの結果が得られたとしても、それが偶然の結果なのか、別の要因が働いたのか、本当に血漿交換の効果と言っていたのかは、この一例だけで結論づけることは難しいでしょう。実は「壮大」ではなく、「とても小さな実験」になってしまっているのです。まずはこの親子に何の合併症も起きないことを願うばかりです。若者の血を注入して若返るという、マンガやアニメさながらの手法を試してみた親子3世代の話です。
私はこれを読んだ時、自分が若返るために若い女性の血を浴び続けたハンガリーの貴族の話を思い出しました(世界史で習った気がします…)。
記事中にあるように、血の入れ替えに挑戦したブライアンさんは実際に若返りの効果があったかどうか、数ヶ月以内にデータを公開すると言っています。
結果によっては大発見にもつながると思うので、今後もウォッチしていきたいです。