週5日働くって思い込み? 会社と肩書を手放して得た付加価値
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働き方が多様化する中で、一人が一つの職種という枠におさまらない仕事をすることも増えてきているように思います。私自身も、編集・ライターをしつつPodcastのディレクターやデジタルマーケティング、PR、映像制作や自治体とのまちづくりなど、いつも自己紹介でなんと伝えたら良いか迷ってしまう働き方を実践中。この働き方が「レア」なのではなく、じわじわと似た働き方が増えていくように感じています。
この記事を編集しながら、目に止まったのは、彼女自身が会社員として「働きすぎた反省」を口にして、そこから自分がどういう生き方をしたいかを先に定めたというところです。つまり仕事から生活を設計するのではなく、自分の生活や人生から仕事を設計する。この逆のアプローチこそ、キャリアオーナーシップの1歩ではないでしょうか。
コツコツ働く会社員の働き方を否定するものでは決してありません。私も転職を経たものの、新卒から会社員生活20年目です。一方、昨年までMBA留学で休職した際は、自分が組織の外でどれほど仕事ができのるかも意識的にチェックしてみました。そうして見えたのは、語弊を恐れずにいえば「仕事は世の中にいくらでもある」という事実です。仕事起点ではなく、人生起点。改めて自分にそう言い聞かせています。自分の知り合いである放送作家が名刺に「アイデアマン」と書いていたのを思い出しました。彼はテレビやラジオの台本作成だけでなく、Youtubeや広告、地方創生事業やイベントなど、「面白いことを思いつけます」を売りにして仕事をしています。
「自分がやりたいいろんな仕事をやるためには''アイデアマン''ぐらいの肩書きがちょうどよかった」
肩書きを手放す、抽象化することは、自分のやりたい仕事を自由にさせてくれる1つの方法なのかも知れません。