企業の採用面接きょう開始 人材不足で採用活動前倒し企業も増

コメント

注目のコメント

• 安藤 益代

  株式会社プロゴス 取締役会長

  ・2023年06月01日

  新卒採用は「就社」でなく「就職」の要素が強まっていますね。最近の調査では、新卒採用でジョブ型や職種別採用を導入している企業は6割にものぼっています。また総合職型採用も含め全般的に職種を決める時期が早まっていて、7割が入社時には配属職種が決まっているということです。
  学生側も、就職先企業にキャリアを委ねるのでなく、何をやるか、スキルを身につけられるかという視点にかわってきていると思います。
• 大澤 陽樹

  OpenWork 代表取締役社長

  ・2023年06月01日

  6月1日に採用面接開始、だが6月1日の内定率は7割超えというのが実態を物語っていますよね。
  よく人材不足により早期化が更に進むという論を聞きますし、その通りだと思いますが、その結果学生も人事も教員も負担は大きくなっています。本来であれば、ガクチカなどで判断するのではなく、「履修結果」や「スキル」「実務経験」で判断できると6月1日にはじめて1ヶ月程度で終わらせることも可能だと思っています。産官学が手を組んで、改めてこの仕組みを作っていきたいものです。
• 橋本 賢二

  キャリア教育研究家

  ・2023年06月01日

  6月１日の風物詩のようなニュースですが、実態を伴わない「開始」の言葉がむなしいですね。
  近年は横ばいだった大卒人口も減少に向かい始めるので、新卒採用を巡る厳しさは増すばかりです。どんなに日程を抑制しても早期に決めたいニーズは抑えられないでしょう。
  本音と建て前を分けて、余計なエネルギーを費やすことをやめるべきです。