地方の女性、東大目指さず「特有の壁」 自ら調査した2人組の危機感
朝日新聞デジタル
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日本の多くの女子高校生にとって、東大に合格するメリットはあまりないのでしょう。
大手企業や官庁はいまだに男社会だし、私生活を犠牲にしてまで出世する価値はありません。
司法試験改革も痛手になっているでしょうね。
「懲役3年罰金400万円」と言われるロースクールを出ても、合格率50%近くの司法試験合格者の先行きは明るくありません。
(現に、駒場から法学部への進学は定員割れが続いているそうです)
医学部や薬学部に行けば、ワークライフバランスの取りやすい職場を選ぶこともできるでしょう。
出世競争にさらされる恐れも少ないでしょうし…。
注目のコメント
紙面では今朝の朝刊、デジタルでは正午に大きく取りあげてもらえました。何度も申し上げていますが、「女子は浪人できない」「女子は親元から離れられない」。この2つは、東大の受験層に限った問題ではありません。日本社会の高等教育における性差別をえぐり出したみごとな作業です。
よけいなことですが、これは修士論文で出てもAをつけます。学部生の作業とは思えません。地方の女子が東京の偏差値が高い大学に「有利性を感じていない」という結果。これを「壁」と問題視する記事だが、地元志向が彼女たちの意思であれば、逆に東京・偏差値一極主義への疑問を示す結果なのでは。
大学進学していない私からすれば、歪められているのは大学進学することが当たり前のレールだと思っている人たちの方ですけどね。
もちろん、本人が本当は進学して学びたいことがあるなら進学できる(そのために浪人する)ことが良いこともあるとは思います。
しかし盲目的に『大学進学が当たり前に良いこと』という考え方は嫌いです。