教員試験、6月に前倒し要請 文科省が全国教委へ、民間に対抗
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これでもなお、民間の就職活動に遅れをとってしまいます。通年採用や学生と通年接点を持てるようにさらに工夫をしていく必要がありますね。
私がいる中教審の部会では、学校/教育インターンシップを大学一年生から実施できるようにしたり、教員採用試験のさらなる前倒しの検討が進んでいますが、制度を変えたり、通達を出しても限界があります。
ここで大事な事は教育委員会が積極的に優秀な人材を採用していくアウトリーチ活動を展開する事でしょう。優秀な人材は取り合いです。
これまで教育委員会は興味を持った人材を選抜することをし続けてきたいので、カルチャーを180°変えていく必要があります。企業の採用チームのようなカルチャーやマインドが大事ですし、人員リソースも割く必要がありますね。だから、違うって。争点はそこではない。
寧ろ民間がうまくいかなかった人が流れてきてくれている部分もある。
民間より魅力的な待遇、労働環境でないと優秀な人材獲得は遠い。もう何十年も同じことしか言われていない、結論は出ている。検討も必要ないので、即刻待遇を見直す、予算どりをすることを実行すればよい。みかけより大問題だと思います。ただでさえ教員不足が叫ばれているなかで、前倒しによってどれくらい効果があるのか。
教員になった友人は1日10時間以上、先日は過労死ラインギリギリだったと話していました。AIを導入して生産性を上げることが根本的な解決ではなく、もっと人を増やして教員の負担を下げるべきだといっていました。
この問題、注視していきたいです。