日本銀行(にっぽんぎんこう、にほんぎんこう、英語: Bank of Japan)は、日本銀行法(平成9年法律第89号)に基づく財務省所管の認可法人(財務省設置法4条59号)であり、日本国の中央銀行である。 ウィキペディア
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メガバンクはデュレーションを1年数か月程度に落としていると伝えられており、地銀の中にも用心して保有債券の期間を短くしたり減らしたりしているところはあるでしょう。しかし、異次元緩和で溢れる預金の貸出先もなく、日銀に預けたらマイナス金利を取られるので長めの債券を持って利ザヤを稼ごう、なんて考えていた地銀は大変です。米国で破綻したシリコンバレーバンクの予備軍みたいなところが相当数あるだろうことは想像に難くありません。ところでそれはそれとして・・・
地銀もさることながら、日本銀行は580兆円の長期国債を持っていて、その平均残存期間は9年です。正確なデュレーションは分かりませんが、仮に9年とすると、長期金利が1%上昇するだけで、日銀は50兆円ほど損する勘定です。3%上がれば実に150兆円に上ります。デュレーションがもう少し短いとしても、昨年9月末に9千億円弱だった含み損が12月末に9兆円に膨れ、この間の金利上昇が0.25%ほどだったことを考えると、少なくとも100兆円ほどの損が出るとみてよさそうです。資本金1億円、内部留保5兆円の日銀が独力で処理できる額でなく、いずれ国民の負担に跳ね返ることは必定です。
異次元という名の異常な金融緩和で日本の随所にこうした歪が溜まっていますから、日銀は簡単に金利を上げる訳に行きません。インフレ予測を低めに予測して、金融緩和継続の姿勢を強調し続けざるを得ない所以です、たぶん。 (・・;
1行あたりの平均含み損は約200億円。ほとんどの地銀は赤字に転落です。これは厳しい。
ポイントとして
・中間決算時点で2/3程度は計上されていると考えられる
・残りの自己資本への影響としては一桁前半%
くらいだと考えられる。
どうしてこの含み損が発生したかというと、金利上昇。
米国はインフレを背景とした金利増だが、日本はイールドカーブコントロールの修正による金利上昇。ただ1年前との変化では0.3%前後の上昇で、米国が1年モノでは3%、長期でも1%超の増加になっているのに対しては小さい(=債券安も小さい)。
https://jp.investing.com/rates-bonds/japan-government-bonds
https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds
ただ私募債・ファンドは時価評価していないものがあると思う。ここらへんは特に不動産周りで気になる点。
【PL】
業務粗利:1.7兆円
業務純益:5700億円
経常利益:7000億円
純利益:5100億円
【BS】
貸出金:243兆円
有価証券:74兆円
純資産18.5兆円(2021年度末19.5兆円)
うち評価・換算差額等合計1.7兆円(同3.0兆円)
全国銀行財務諸表分析 2022年度中間決算
https://www.zenginkyo.or.jp/stats/year2-02/account2022-interim/
心無い人人間がニセ情報を流して「取り付け騒ぎ」にならないよう注意する必要がありますね。
事前に政府が「安全宣言」をしておくことも重要でしょう。
ーー
欧米の中央銀行が利上げを続けた影響などで地銀が保有する債券の価格が下落したためとみられています。
アメリカの意図もよく見えない。