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共和党が債務上限引き上げに合意するために示した条件は、歳出削減です。
 共和党が、といっても、共和党内の主張は一枚岩ではなく、特に過激トランプ派のような人たちは、バイデン政権がデフォルトを引き起こして大混乱になる、というのを望むような議員もいます。
 全員ではなくても、一定数の共和党議員が債務上限の引き上げに賛成すれば、議会で通すことはできます。

バイデン大統領側も、歳出削減は合意するとして、問題はどこから削るか、です。
 共和党は国防関係は削りたくない、
 民主党は教育や環境対策関係は削りたくない、
それでもバイデン大統領とマッカーシー下院議長の間では合意できそうな案件ではあります。
 その合意に、どれだけの共和党下院議員が反対するのか、も、場合によっては問題になりかねません。
アメリカにおいて、連邦政府の債務上限は、党派性も相まって、財政規律として機能している。歳出を拡大させたい民主党政権でさえ、債務上限を引き上げるとしても上げ方を小さくしたい共和党の主張を受け入れるために、軍事費や退役軍人向けプログラム以外の大方の支出を抑制することになりそうなわけで、歳出拡大に歯止めがかかっている。
ホワイトハウスはかなり譲歩をしているが、それが議会共和党の強硬派を納得させることになるのか。それとも強硬派をさらに勢いづかせるのか。
軍事費や退役軍人向けプログラム以外の大方の支出を抑制する、というところがいかにもアメリカらしいところ。重要なことは何かがわかっている国の判断だと思う。日本の防衛費に関するEBPMを担う一人として、いろいろ考えさせられるところがあります。
共和党は下院の多数派を握っているので、ここぞとばかりに政策の譲歩を迫ってきますね。歳出削減多いに結構ですが、こういう時に政策でぶつかれるって羨ましい。日本でやれって言われても自民党の相手がいないのでできない
政府の歳入がモノづくりによってどんどん増やしてくのではなく、債務をどんどん作ることによってやっと維持していく、やっとウクライナなどの地域での戦争支援ができる、これはなんと理解していいのでしょうか。
立派な社会制度を作っているはずですが、なんでこれほど社会の管理者としてはみじめで、債務をどんどん拡大していかなければ、大統領などの政治家の贅沢の生活が維持できなくなるのでしょうか。
合議に近づいているようです。合意に至っても楽観できないという報道も昨日は出ていました。引き続き注視が必要ですね。

【米債務上限引き上げ問題、合意まとまってもリセッションは深刻化か】
https://newspicks.com/news/8484201

【米債務上限、「カブキ」終演後に真の試練】
https://newspicks.com/news/8485683