仏紙「日本、フランスを理解せず」 独紙「G7の力、まだある」
コメント
注目のコメント
見出しだけ見ると釣られそうになりますが、日本とフランスの間に中国の扱いをめぐる温度差がある、という話ですね。これをひっくり返すとロシアの扱いも同じような構図になりますが、ユーラシアの東西で安全保障の連携を図っていく以上、これは常に付きまとう問題でしょう。フランス紙がゼレンシキーのG7参加に割と辛い点を付けているのも興味深い。
いくつか外プレの取材を受けたが、なんとなく感度の低さを感じる外プレが多かった印象。どの国もサミットと関係なく自国の話を聞きたがるが、サミットそのものの意義や重要性が変化している、という大局観を持つ記者が少ない印象。
米中の対立に巻き込まれたくないのがフランス。アメリカtに従うことが国家の安保、経済、技術開発分野の鉄則と考える日本。アメリカに従うのは自尊心が許さないフランス。国家の立ち位置がそもそも違う。アメリカに逆らっては国家の土台が揺らいでしまう日本の立場をフランスのmediaが理解不足なのでは?日本をこのように作ったアメリカの戦略が巧みだったことがわかる。フランスは気楽でいいなあ。