中国、G7で日本大使呼び抗議 「共通の懸念言及は当然」と反論
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抗議自体はいつものことであり、特に気にするものではありません。むしろ何も反応が無い方が不気味です。
ただ、今回はG7での台湾問題言及に加えて、G7初日のニュースの陰であまり報道されていませんでしたが、防衛費増額法案も委員会を通過しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230519/amp/k10014072081000.html
このあたりも中国にとって面白くない話なのではないかと思われます。
注目のコメント
中国の外務次官が国際会議で日本大使を呼び出して抗議するのは異例でしょう。それだけG7の成果が大きかった証左といえます。中国は同じ頃中央アジア5か国との首脳会議を開きましたが、G7のインパクトにかき消された形です。先日のプーチン=習近平会談のタイミングで岸田首相がウクライナ訪問をしたことに続く外交的な勝利といってもいいでしょう。
日本大使の主張はその通りですが、中国側はそれを分かっていたとしても抗議と申し入れをつづけるしかないのでしょう。孫次官は保身と任務という意味で、習近平第3次政権の文脈で自分の仕事をしているだけ。中国の本音がどこにあるかは、大使と次官のやり取りからは見いだせません。対中戦略、政策の本質は別の次元にあると思います。
世界の覇権を握ることを目標にしている中国は、かつてのアメリカが果たしたパクスアメリカーナの転換を目標にしている。アメリカ主導の世界を中国主導の世界に変えるためにはアメリカが主賓のようなG7会議はうけいれがたい。当然の中国の反応。日本の岸田政権が果たした役割は中国が果たしたかった。岸田政権を中国が誉めるはずがない。大使を呼びつけて日本外交に警告。おせっかい中国は日本に対していつも上から目線だなあ。