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中にはこの手の開発費バブルに乗じて研究費のおこぼれにあずかろうとする人たちもいて、かつて太陽電池研究やパワー半導体研究の分野では、「化合物半導体」という文言だけ入れておけばお金が落ちてくる、という状況も見られました。
連携を判断する側の方々にはそれ相応のリテラシーを持って成果に繋げていただきたいと思います。
なお、記事において言及されている先端研究分野における中国の存在感については、下記の記事が参考になると思います。
【参考】ISSCC 2023、中国が採択論文数で北米を抜き1位に
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2301/23/news088.html
私が米国で半導体に関係する研究を行っていたのは今から10年以上前ですが、当時から周囲には中国の方がたくさんいました。
中には家族を本国に置いたまま単身で米国に来ている人もいて、熱量、本気度に圧倒された経験があります。
ISSCCは半導体業界では知らない人がいないくらい有名な学会であり、私も今年の学会をウオッチしていました。
中国の方々の研究成果の質の高まりに米国時代を思い出すとともに、今後の日本の存在感の低下に危機感を覚えました。
今回の日米連携で日本の存在感向上に繋がることを期待します。
https://www.nict.go.jp/press/2017/07/11-1.html
凄いのは、それまで量子通信衛星は中国の600㎏衛星のみで実証されてましたが、日本が小型化に成功している点です。宇宙空間を利用した通信体制、ミサイル検知など安全保障に関するC4ISR機能の強化が急務と防衛白書で述べられていますが、量子通信衛星の存在も非常に抗たん性の確保の上で重要です。
日本は量子通信衛星の分野では中国の次に位置する技術を持っているので、腐らせず、こういった機会に乗じて実利用を加速させる動きに期待したいです。
日中対中国という構図ではなく、日本にとっては人材育成の大きな一手になることを期待します。
しかし一点、
アメリカに牛耳られるのではなく、国内における人材育成という点を忘れないことが不可欠だろうと思います。