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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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ロシアに対する経済制裁のうち、ロシア産の原油及び石油製品について取引の上限価格を定め、それを超える取引については海上輸送に対するサービスの提供(船のチャーターや保険付与)を禁止する制裁です。

欧米はそれまで、ロシア産の石油について禁輸措置を発動しましたが、制裁に加わらない中国やインド、トルコなどに対しては売ることができる状態でした。

ただ、ウクライナ侵攻以降、ロシア産の石油は尹リスクがあるとみなされ、大幅にディスカウントされた価格で取引されていました。

それならばロシア産石油をもっと安く買い叩いてもらおうというのがこの上限価格の設定です。これによって安値での取引へと誘導され、ロシアとしては石油は売れるけどももうけることができない、という状態にしようというのがこの制裁のポイントです。

記事によると、1~3月の統計ですが、ロシアの石油収入が前年より40%以上減少したとのこと。上限価格を設定するという制裁の効果が現れているとみられます。
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対露制裁あんまり効いてない論、というのもあり、私自身もロシアに住んでいる知り合いたちから「全然普段通りだよ」という話ばかり聞こえてくるのですが、昨年末に始まった原油価格キャップ制度はちょっと異なる感じのインパクトを及ぼしているようです。エネルギー収入に大きく依存した経済なのでそれも当然ではあるのですが。
インドや中国はロシアからの原油輸入を増やしているが、価格上限があることと、これまで買っていた欧州が買わなくなった分を埋め合わせるには中印だけではまだ足りない、と言うことなのだろう。
それでもIMFの見通しに基づけば、昨年の経済成長率的には▲2%程度の落ち込みにとどまるようです。