ベンチャー社長殿。会社の品定めをしては駄目ですか?
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炎上したヴァンテージマネジメント社長ブログについての分析記事。ベンチャー企業の採用や、大手企業に対する反骨心からベンチャー就職を決める若者たちをポール・ウィリスの『ハマータウンの野郎ども』に喩える筆致はさすが佐藤留美さんである。
NewsPicksでも何度も主張しているが、新卒一括採用は世界でも最も高度に発達した社会システムだと考えているので、新卒採用の弊害だけを見て「新卒採用なんて無くしてしまえ」と主張するのはナンセンス。新卒採用がもたらす弊害を解決するソリューションを生み出したい。記事にもあるが、日本の場合、新卒は即戦力ではなく、新卒を卒年枠でとる企業ならば、教育に時間をかけなければならない。
イギリスでは、学生はまず企業に無給でインターンして、そのインターンの実績を引っさげ就活するのが定番らしい。つまり、無給労働だがスキルを付けておいて、即戦力として企業に入る。
しかし、これも完全には同意しかねる。各国とも就活は大変みたい。