ネットフリックス、広告付き月間アクティブユーザー約500万人に
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これは興味深い結果ですね。
2億3250万人もの会員が世界にいるNetflixですが、2割〜3割引きの広告プランを提供開始したのにもかかわらず、半年経過して広告プランのアクティブユーザー数は500万人だそうです。
普通に考えたら、これだけ値引きしたら1割〜2割ぐらいのユーザーは広告プランにダウングレードするのかなとか想像してましたが、やはりNetflixの広告無しの体験に慣れてしまったユーザーは少し月額料金が安くなる程度では現在の体験は手放したくないと言うことでしょうか。
この人数だとサービス開始当初に広告在庫が足りなくて騒動になっていた理由は良く分かりますね。
Netflix側もこんなに少ないとは想像してなかったんじゃないでしょうか。
この辺の契約率は国によってもかなり違いそうですが、Netflix陣営的には株主向けにも説明がつくし、自分達の広告無しの体験が評価されていることが確認で来た結果にもなっていてポジティブなニュースな気がしますね。この数字は、広告付き月額7ドルと無し10ドルだったら、広告が無い方がいい、というユーザーの声の表れです。
広告は、一方的な情報の押し付けが、嫌がられてしまう原因だと思います。
広告は嫌なものというイメージを払拭し、デジタルで表現できるアート作品など数十秒の圧倒的な体験の場に広告というものを変えることができたら、全く新しい可能性が広がるのではないでしょうか。
そういったことができる環境にあるNetflixのこれからに期待したいと思います。2億3250万人の会員のうち半年で500万人の広告付きユーザー。
これを多いと捉えるか少ないと捉えるかですが、思ったより少ないなという印象です。
その要因の仮説ですが、そもそも広告を入れたくないというユーザーが圧倒的なのか、または料金プラン変更のUXが悪いのか(テレビで操作できない等)。
特に前者であれば存在肯定という事で既存サービスとそては良い話だと思いますが、広告新規事業として500万MAUは広告在庫としてたかがしれているので、広告の事業責任者は苦しいでしょうね。
料金を下げるのか?このまま放置か?プロモーション強化するのか?今後の対策に注目です。