東証、終値3万円の大台超え 本格的な景気回復の見方から買い
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ようやく3万円回復。だからと言って、過熱感や高揚感はほとんどありません。日本株は昨年から出遅れ感があると言われていましたが、株価に反映されていない時期が続いていました。本日の値動きを見ても、東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の41%、対して値下がり銘柄は55%でした。半分が上昇・半分は下落していますので、意外と全ての業種が全面高ではないのです。
世界の株価を比較すると、日本が特に上がっているわけではありません。カナダ、英国、ノルウェー、インド、ドイツ、メキシコとざっと同じです。逆に言うと米国だけが上昇に付いて行けないのです。貸し剥がしの始まった米国は、これからハードランディング、ソフトランディング、ノーランディングの決着が付きます、この度合いに応じて、日本も含め株価が堅調な国は調整を余儀なくされると見て良いと思います。
日経平均はコロナバブル期ピークとほぼ同額まで戻し、コロナ前を3割弱上回る。
対してアメリカ、SP500はコロナピークの約9掛けまで戻し、コロナ前を2割強上回る。
金融不安と景気不安というダブルの不安を抱え一進一退でグズグズしている米国とたかだか10%程度の差しかない日本が「本格的景気回復の見方」で買われていると評すべきだろうか。