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温暖化で増加する乱気流、AIが解決策に?

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  • 国内航空会社 気象予報士

    乱気流には商売柄よく悩まされます。温暖化が進むと特に北極や南極での寒気が弱まり、そのため赤道付近との温度差によって発生しているジェット気流の風速が弱まり、地球の自転によるジェット気流の蛇行が現在よりもより数が増えるということが考えられます。ジェット気流の分流や合流といったものの数も増えることになるでしょう。
    現在はこうしたジェット気流に関して揺れそうな場所には雲が発生していることが多く、揺れやすい特徴的な雲を見つけて揺れを回避することもあるのですが、温暖化が進むと全般に大気は安定となり雲自体は減ると見込まれていることから、パイロットが乱気流を見つけて回避するのは確かに難しくなるかもしれません。

    乱気流については数値予報モデルを発展させて研究が進んでおり、鉛直方向や水平方向の風の変化、大気の安定度など様々な指標をつかって揺れそうな場所をあらかじめ見つけようとしているのですが、まだまだ完全ではなく、揺れそうで揺れなかったり、その逆があるので困ることもしばしばです。

    記事中でAIを使うというのは、おそらく多変量解析的なやり方で、どういった場所で揺れが多く報告されているのかをデータとして与え、そこに共通する要素を機械学習で見つけ、揺れが発生しやすいと考えられる場所を見つけていこうという手法と考えられます。すでにいろいろな研究機関が挑戦している内容ではあるので、確かに下手に人間の解釈を入れようとするよりは機械学習に任せたほうが良い結果が得られることもあるかとは思います。
    日本上空については航空局が主導して揺れの情報を航空各社で交換する仕組みが出来上がっており、JALやANAといった会社間の垣根を越えて膨大な情報がやり取りされています。これを機械学習に放り込めば、一定の学習成果は得られそうです。


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