「BRICS通貨」の白日夢を冷笑する中国とロシアの現実
世界の基軸通貨といえば米ドルだが、新興国では、特に左派政権の下で、その米ドルによる「支配」から脱却しようという動きが定期的に盛り上がるものだ。1月に再登板というかたちで就任したブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ大統領(ルラ大統領)もまた、そのような米ドル支配からの脱却を重視する政治家の一...
20Picks
ログインしてユーザーや
キーワードをフォローしよう
登録すると会員限定機能が無料で利用できます
名刺または学生証をアップロード
※ 名刺等の情報は照合にのみ利用します
※ アップロードされた資料は公開されません
ANAマイレージクラブ情報の入力
Facebookにシェア
この画面でコメントをコピーして、Facebookの投稿画面で貼り付けてください。
投稿したコメント
フィードバックを受けて改善いたしますので、ご意見・ご要望をいただけませんか?
特に、中国とロシアの関係を盤石な友好関係と捉える向きがありますが、そもそも国境を接する国が持つ特有の緊張に加えて、中ソ対立といった歴史などを踏まえると、そういう見方はオーバーシュートしていると私は考えます。
中国とロシアの「友好」国際関係については、これはインドも関わってきますが、結局は中央アジアから西アジア、特にアフガニスタンを取り巻く諸問題について、協力・結託をせざるを得ない状況にあることが、一つ大きな要因になると私は考えます。これはイデオロギー的なものではなく、真に必要に迫られたものです。
いずれにせよ、足元で盛り上がるBRICS共通通貨やメルコスール共通通貨の議論は、また歴史が繰り返す結果に終わるはずだと私は考えています。