【核心】グーグルCEOが語った「生成AI」の商機と危うさ
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盛りだくさんなので3つのテーマをピックアップ
1. コンテンツクリエイターとしての責任
2. 不適切コンテンツの識別
3. 欧州より日韓を優先
1. コンテンツクリエイターとしての責任
検索結果に出てくる情報が間違っている場合、これまでは別のウェブサイトを提示すればよかった。しかし今回、検索結果を要約して表示するため、コンテンツクリエイターとしての責任が発生する。
→検索の意味合いが変わることを示していますね
2. 不適切コンテンツの識別
AIが生成したコンテンツが不適切でないか、フェイクでないかなどを識別するための「敵対的学習」を大規模言語モデルでできるようにした。音楽生成AI「AudioLM」は、どの音がAIで生成されたかを理解。
→Googleらしい技術的な解決策ですね
3. 欧州より日韓を優先
日本と韓国はテクノロジーを受け入れるという意味で、先端を行っている。歴史を振り返ると、モバイルがよい例。欧米よりも早くこれらの国では普及した。
→日本にチャンス到来Google I/O現地取材特集、2日目は世界各地域のメディアが集結し行われた、スンダー・ピチャイCEOへの合同インタビューです。AI戦略を担う3人の幹部も登場しました。
技術の強みとともに強調したのは、AIを開発する企業としての責任です。さまざまな規制論議が高まる中、ピチャイCEOは安全性を重視する姿勢をアピールしました。
ステークホルダーがあまりにも多いグーグルの経営者として、ピチャイCEOの物言いは常に慎重です。とはいえ、マイクロソフトとの競争について聞かれた際は、心なしか早口でまくし立てていた印象です。便利さを追求してきたGoogleがここまでAIの信頼性に言及するとは。信頼こそ競争力と言っているようにすら見えます。
「生成AIは間違いなく今転換点にあります。」
従来のAIとは別物になったということ。
リスク対策として3つ例が挙げられています。
①検索結果の中で画像の出現元など詳細を確認可能に
②検索結果の説明に「AIが作成した」と表示
③AIが生成したコンテンツが不適切でないかを識別するために敵対的学習を実施
いづれも難易度が高い解決策です。他の追随を許さないGoogleの技術力を示したかった意図を感じました。