女性起業家「5年後に2割」目標…経産省、シリコンバレーなどに派遣・支援拡充へ
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女性の起業家を増やすことも大事ですが、同時に投資家やスタートアップの支援に関わる人の女性比率を上げることも重要だと感じます。
私自身も、数年前まではスタートアップ支援の会社を経営していましたが、当時もスタートアップコミュニティの中で私だけが女性という「紅一点」状態はよくありました。また男性だけの独特なノリの中で、正直セクハラと捉えられるような発言もなかったわけではありません。
こうした環境面の整備も大事であるとともに、なぜグロースを目指すのか、という意義も女性にとっては大事だと思います。女性にとって、自分が稼ぎたい、有名になりたい、権力を持ちたい、と言った理由だけでは、なかなかグロースを目指す理由にはなりません。
起業家として企業価値を上げることが、社会貢献に繋がり、ひいては次世代の女性がさらに活躍できる場作りにつながるのだ、という、より大きな価値に目を向けることも必要です。
環境面とマインド面、両方の支援が求められるのではないかと感じています。
注目のコメント
安倍元総理は現職総理として初めてシリコンバレーを訪れました。経産省も相当に予算を付けて日本版シリコンバレー構想が進められました。他方、現地での日本からの訪問者の評判は、みな同じ格好を着ている、みな同じ質問をする、帰国後に全く連絡がない、などと評判は芳しくなかったと報道されています。当時の成果がどうだったのか、その中に女性の活躍は入っていなかったのか、これらを検証して実効性を高める努力は必要な気はします。
2週間シリコンバレーに行くことで何らかの刺激はあると思いますが、結局エコシステムの表層に触れるだけなので、劇的に何かが変わるとは思えません。
子育て支援、出産に伴うキャリアの中断、配偶者の海外/地方転勤に伴うキャリアの中断を許容するような仕組みや価値観の変化をしていかないと大きな変化は起こらないと思います(ご主人のビザの関係で1年間働けなかったのに、「離職期間が長すぎる」、ご主人のビザの関係で雇用ステータスが変わってしまい短期間で辞めざるを得なかったのに「勤務期間が短すぎる」と短絡的に判断されるケースをよく耳にしてきました。。)女性起業家を増やす様々な支援は、素晴らしいと同時に、起業家でも企業で働く場合でも、やはり子育てが働く女性にとっては一番の大きい壁なので、様々な制度、仕組み、意識改革が必要ですね。
それから、シリコンバレーなどへ2週間ということですが、2週間では旅行のような期間ですので、もっと人数を絞って半年など長期のプログラムの可能性も出てくると良いですね。受け入れ先の事情もあるので、簡単ではないと思いますが。