【混乱】「肉は環境に悪くない」キャンペーンに騙されるな
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アメリカの食肉業界が、「Masters of Beef Advocacy」(肉のMBA)と称する講習プログラムなどを通じて、「肉は環境に悪くない」というメッセージを「科学的(に聞こえる)裏付け」と共に拡散している様子は、下記の記事でもGuardianが詳しくリポート。その周到さに唖然としてしまいます。本記事では、代表的な「デマ」の中身とレトリックを解説します。
https://www.theguardian.com/environment/2023/may/03/beef-industry-public-relations-messaging-machine
注目のコメント
「肉を食卓から一掃することが、環境破壊を最大限に食い止められる選択肢」というのはちょっと極端ですね。電気やガスを使わないことが環境破壊を食い止められる最善の解決策、というのと同じに聞こえます。何事もバランスが大切。
タバコのようにある種の罪悪感を感じながら肉を食べ
電子タバコにように代用肉を食す未来が来るのか?
少なくとも今の日本においてはその兆しすらないと言えるでしょう。
タバコと違って目の前の人に煙がいってイヤな顔をされるなどということもない。
畜産業界はどちらかというとコロナや鳥インフル、豚熱などの感染症の影響で苦境に立たされており、むしろ持続性を応援したいという世論があります。
消費を本気で減らすすれば規制や、肉税のような感じで政策的に価格をどんどん上げていくしかないように思います。
その税収などで温暖化抑止系の研究やスタートアップを支援する。
しかし当然、そこには業界だけではなく消費者からも大きな反発が予測されます。
アメリカ、ブラジル、オーストラリアなど畜産大国でなんらかのの大きなアクションが起きるかどうかを受けて
日本も対応せざるを得なくなるというシナリオがもっともありそうですが、それもすぐの話ではないでしょう。
ほとんどの国民がピンときていないカーボンニュートラルはどこまで日本社会に浸透していくのか、農業者としても気になるところです。