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最後に開票が終わったのは国外居住者からの投票で、その結果エルドアン大統領の割合が少し(0.26%)増えました。
エルドアン大統領;クルチダルオール候補(野党第1党党首)
国内+国外:     49.50 %: 45.89%
国内のみ(5400万票); 49.24%:45.06%
国外のみ(177万票):  57.19 %: 39.85%

国外在住者の投票を加えてもエルドアン大統領の割合は0.26%増えただけですが、この接戦では、影響の少なくない数です。
 エルドアン大統領は、とにかく50%を超えれば当選なのですから。

実は、エルドアン大統領は国外在住者の方が支持率が高いです。より正確にいうと、ドイツ、フランス、オランダといったドル箱の票田では圧倒的に優勢です(65 : 30くらい)。
 米国、カナダ、英国だとクルチダルオール候補が圧倒的に優勢です(80:15くらい)。
 日本では、62:33でクルチダルオール氏優勢でした。

決選投票を戦うのは、エルドアン大統領とクルチダルオール氏の2人です。
 5%をとった3位のオガン氏も退場です。
 オガン氏は、エルドアン政権と連立を組んでいる民族主義行動党(MHP)の副党首でしたが、内紛の末に追放され、無所属議員となりました。
 もともと、汎トルコ民族主義、反移民などを掲げる右派で、エルドアン政権と因縁があるとはいえ、左派と連合しているクルチダルオール氏支持に向かうとは考えにくいです。

https://secim.aa.com.tr/
JBPressさんに分析を寄せました。まだ2週間あるため、どうなるかはわかりません。議会戦の結果やモメンタムに鑑みれば、今のところはエルドアン大統領続投が有力な印象です。

外交は冴えていても、内政、特に経済運営は散々なのが、この10年のエルドアン政権です。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75185?utm_source=newspicks&utm_medium=feed&utm_campaign=link&utm_content=title
ウクライナ情勢を含め国際関係が緊迫する中、しばしば新興国といった文脈による分析を我々はしがちですが、この決選投票の模様を見るとトルコと中国は全く異なるくにという事実を改めて認識させられます。トルコには、それが未熟だったとしても、現代的な意味における内政があり、そこから外交が作られる。中国は全く違う論理と制度で行動する。Foreign Policy Begins at Home.
トルコ大統領選、28日の決選投票へ。得票率は現職エルドアン大統領が49.4%、野党統一候補クルチダルオール氏が44.96%の大接戦。5%をとった3位のオガン氏の動向に注視が。エルドアン政権から内紛で追い出された因縁を持つ一方、かなりの右派なので、左派連合との連携もどうかなと。国際情勢に大きな影響を与えるのは間違いないので、ここから2週間は大注目です
外国人から見ると外交手腕が冴え渡っているエルドアン現大統領の楽勝かと思ってしまうが、そうではないらしい。トルコ政治は難しい。
個人的には、選挙で不正がなかったことを祈ります。

過去、選挙に強かったエルドアン氏の苦戦は、やはり経済政策の失策が大きいと思います。

となると、決選投票で投票率が上がるかどうか?がカギになってくるのでは?
→投票率に言及している日本メディアが見つからないです。

エルドアン氏の支持基盤は地方、野党候補は都市部です。投票率が都市部が地方より低かったのであれば、決戦投票では投票率が上がると予想します。
トルコの選挙管理委員会が、開票率99%の集計が発表。
現職のエルドアン大統領が49.4%の票を獲得した一方、野党6党の統一候補、クルチダルオール氏は44.96%。
過半数に達せず、決選投票を実施することになりました。
20年以上政権を握るエルドアン大統領が遂に交代するのかと国内外の大きな注目を浴びています。

今回の選挙では、3ヶ月前に発生したトルコ・シリアの大地震の対応が大きな争点になっています。被災エリアは熱心なイスラム教徒が多く、イスラム色が強いエルドアン氏にとっては支持基盤である地域でしたが、震災後の対応の遅さや、違法建築の長年の放置問題から、政権批判の声が大きくなっています。

今回の地震は、直接の物的損害額だけで342億ドル(約4兆6100億円)と、2021年の国内総生産(GDP)の約4%相当と試算されているので、いちはやく復旧、復興を行い、異次元の対策を実行できるリーダーが求められるかと思います。