株価で一人負けの東芝。復権のための「4つの条件」
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注目のコメント
東芝は創造性と実行力において電機大手の中でも傑出した存在だと思います。ただ、投資家からは変数の多さがリスク視されてきました。特にのれんの減損をはじめとするバランスシートリスクに対する警戒感は常に存在し続けています。
東芝には世界クラスの半導体(NAND)、原子力、メディカル機器があるため、機関投資家には人気があるが、なかなか500円越えが定着せず、ヤキモキしている人が多いです。古くで新しいテーマである、専業化VSコングロマリット化(多角化)、あるいは中間的な解である分社化、の議論をもっと深めるべきだと感じます。東芝に限らず。
追記 改めて読み返すと株価の先見性には驚かされる。バランスシートが良くなった次の日立に注目だが、原発で苦労している東芝に対しては戦略的にエッジがあるとも思えない。先日の鉄道(信号)を買収するとの話もあったが、あのケースはこれから追い上げる話。いずれにせよインフラ事業はグローバルでのM&Aを避けて通れない。東芝の生き残りはバランスシート改善にあるといってよい。