課題のドローン対策 カギ握る「ジャミングガン」の威力とは
テレ朝news
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G7広島サミットのドローン対策に寄与するであろうテクノロジーの一貫として、ドローンに妨害電波を照射して強制的に操縦不能にさせる「ジャミングガン」が紹介されています。
一般的にドローンが使用する433 MHz、915MHz、2.4GHz、5.8GHz、そしてGPS の各電波を妨害することで、市販の多くのドローンにプリセットされている離陸地点に自動帰還させる機能(Return-to-home)又は、その場でランディングする機能を強制的に起動させるというシステムのようです。
個人的に日本でデモンストレーションをしている様子は初めて見ましたが、印象としては結構近距離でも行動不能にさせるまで時間がかかるんだな〜と、、、
米国の製造メーカーの資料をたどると800メートルまでは射程距離なんだそうです。ただ、800メートル先の空中を飛行するドローンって、本当に米粒のようにしか見えないので、果たしてしっかりとドローンに向かって照射できるのだろうか?
時速20km/h超のドローンが最高スピードで近づくとなると、毎分300m以上も接近して来るので、理論上許される対応時間は2分半程度。実態としては上空でホバリングしている不審なドローンにのみ適応されるのかな?勿論、それでも抑止力や不審なドローンに対応する意味はあるとは思いますが、、、
個人的にドローン業界で働き出した2018年頃は、日本市場においてアンチドローンはなかなかに歓迎されていた技術ではなかったですが、実際に戦争地帯で使用されることが当たり前になってきている今、アンチドローン技術もますま重要性を帯びてきていますね。