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【ルポ】インドで感染症の撲滅が難しい意外な理由

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks 編集部 記者・編集者

    インドにおけるグローバルヘルスのルポの後編です。
    感染症対策を進めていくには、医療機関のアクセスやお金の問題を解決するだけでは足りないと言うことがよくわかりました。


注目のコメント

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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    結核は、世界的に感染を抑えるべき感染症の一つで、新興国が直面する大きな問題の一つです。厚生労働省で感染症対応をしている課の名前が結核感染症課である事からも、その重要性が伺えます。

    結核は空気感染する上に治療期間が長期にわたるため、適切な感染対策と治療が行われなければ、拡大を防ぐことはできません。日本でも東南アジアから来た方については、いつも結核のリスクを考えて診療を行います。

    インドは人口世界最多にも関わらず、公的医療機関が少ないのであれば、結核の撲滅はかなり難しい作業になると思います。農村でシャーマンが医療の役割を担っているというのは本当で、いまだに東南アジアでは、シャーマンの祈りが済むまで救急事を待たせる事があります。

    コロナと同様に、結核にもBCGというワクチンがあるので、ワクチンのうまく活用して、撲滅に取り組んでいただきたいと思います。

    余談ですが、日本の健康診断で胸部レントゲンがあるのは、結核患者を見つけるためですが、今となってはその役割はほとんど終了しています。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    >世界の結核患者の26%を占める「結核大国」インド
    おそらく罹患率からいえばパキスタンやアフガニスタンの方がだいぶんひどく、これらの国は感染者や死者を全然把握できていないだけです。
     インドも把握できていない部分は多いですが。

    インドの困難は、そのあまりにも広大な農村部にあります。
     インドの人口の6割は農村人口です。
     インドの農村に住む8億人の内、外国の財団やNGOがコンタクトできるのは、人体でいえば指1本の爪の先の程度のものです。
     生涯を通して外国人を見ることなく、村からも出ることがない人々が多数を占めます。
     2025年までの結核撲滅など、ありえない、というのは断言できます。
     そういう地域に限って、人口はどんどん増えているのですが。ただ、知識集約型産業に移行できるような社会ではありません。

    きのうも書きましたが、根本的な問題として衛生、特に水の汚染があり、ここを何とかしない限り、水経由の感染症で毎年500万人程度は死亡します(内、子どもは150万人程度)。
     水経由の感染、というのは、トイレが汚くて感染の場になっていることや、排せつ物が川や地下水に流れ込む、ということも原因です。

    インドで狂犬病で死ぬのは年間5万人を超えることはないですが、水経由の感染症の死者が年間400万人を下回ることはまずありません。
     上下水道は夢のまた夢なので、石けんを普及させるとか、煮沸用の燃料をできる限り安価で供給するとか、できる範囲のことをできる限り広い範囲でやった方がいいです。
     モデル村みたいなのを3つか4つ、何年間かだけやって見せる、みたいなのは、あまり意味が無いです。

    【インド】人類が「後回し」にしてきた病と戦う村
    https://newspicks.com/news/8441976?ref=user_1125005


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