2023/5/14

【実践】たった1時間で自分だけのアイデアが見つかる最強メソッド

NewsPicks編集部
どうすれば「画期的」「これまでにない」アイデアを生み出せるのか──。
ビジネスパーソンであれば、誰もが一度は抱いたことがある悩みではないだろうか。
新商品に新規事業、サービスの新機能、はたまた経営戦略まで。私たちは、絶えず新しいアイデアを思いつけるかどうかを期待されている。
そんなビジネスパーソンの悩みに対し、「誰でも、画期的でイノベーティブなアイデアを思いつくことができる」と明言するのが、ショートショートと呼ばれる短編小説の作家・田丸雅智氏だ。
同氏は今春上梓した書籍『ビジネスと空想』(クロスメディア・パブリッシング)のなかで、ショートショートの創作をベースにした、ビジネスパーソン向けのアイデアを発想する方法などを紹介している。
インタビュー後編となる今回は、実際に記者が本文内で紹介されていたワークショップを実践しながら、「自分だけのアイデア」を生み出せるのかを検証する。
ワークシートを付録しているので、週末のひとときに読者の皆さんにもトライいただけたら幸いだ。
INDEX
  • 誰でも「1時間」で小説が書ける
  • NPを題材に小説を書いてみた
  • AI作家の時代は来る?

誰でも「1時間」で小説が書ける

──前編では、ビジネスに生かせる「空想」とは何かについてお聞きしました。後編では、実際に空想を起点にアイデアを生み出す方法について教えてください。
田丸 今回は、僕がショートショートという小説を専門に書く作家として活動する傍ら、企業で働くビジネスパーソン向けに開催しているワークショップ「ショートショート発想法」の内容をご紹介できればと思います。
僕自身、アイデアを生み出す方法はたくさん持っているのですが、今からご紹介するのは「言葉と言葉を組み合わせる」という方法です。
ぜひ紙とペンを用意して、実際にやってみていただけると嬉しいです。