DeepLのクテロフスキーCEOが自民党本部を訪問し、AI活用で意見交換 日本に拠点設置も表明
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OpenAIサム・アルトマン氏の訪日を皮切りに、 AIテック企業幹部の日本巡りが続いています。
来週に開催を控えたG7サミットの議長国、さらには AI推進派である日本を味方につけることで、促進・浸透を狙う意図があることは間違いないかと思います。
ただ、これは裏を返せば、日本市場を優遇する動きで決してなく、日本を土台にした世界市場を狙った動きを各社が取っているということです。日本に開発拠点を作るのも、先進国の中で規制が緩く、製品開発のための良質なデータを収集しやすいだけという見方もできます。
日本の強みであるコンテンツデータが、海外の少数企業の食い物にされるということは絶対に避けるべきで、先日設立されたAI戦略会議での議論を中心に、政府与党には早い段階で確固な方針を携えてもらえることを期待したいです。ChatGPTに強烈に影響を受けていると思われます。私自身、先般公開したLLMホワイトペーパー(https://WandB.me/LLM-jpdl ) の素訳にDeepLとChatGPTを比較したのですが、ChatGPTはプロンプトに翻訳ディクショナリーを渡して精度の工夫などもできるため、そちらを使いました。日本は本国ドイツの次にユーザーが多いと聞きましたが、今後この戦国時代をどうやって戦うのか、注目したいです。
2022年にDeepLが日本で法人向け事業を強化すると発表した際に、
「DeepLは2020年に日本語翻訳サービスを開始し、現在日本は世界第2位の市場となっています。」
と言ってました。
日本語対応のレベルが高く、他の国と比べてDeepLの競争力が高いので有望市場なのでしょうね。