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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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2012年に新日本製鐵と住友金属工業が経営統合し新日鐵住金が発足。2019年に日本製鉄に商号変更。粗鋼生産量では国内首位。ASEANメーカーとのM&Aを進め、海外事業を強化。
時価総額
3.45 兆円
業績
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グリーン水素で脱炭素鉄鋼という話は最近NewsPicksの別の記事でもありました。
https://newspicks.com/news/8423900
スタートアップと大企業が健全に競争して消費者にとって良いものができるといいですね。
とても良いことと思います
さて、生産設備を減らして退路を断ち、原価低減の王様であるトヨタに訴訟してまで値上げを勝ち取ったというのはなかなかすごいこと
それだけ製品に自信がないとできないこと
日本では多くの素材産業、部品産業で、ここしか出来ないとして寡占になってるのに低収益な企業が多く、ファンドさんの仕事とかで分析すると「でも、他にないなら値上げできますよね?」という素朴な問いになかなか合理的に答えられず、長期的な関係性、取引慣行としか説明がつかないことが少なくありません
こういう動きがどこまで広がっていくのか興味があります
日本製鉄の元をたどっていけば、八幡製鉄所へのドイツ技術の大規模導入もある。
他にも、日本の様々な製造業、特に戦後大きく成長した領域では、当時先端だったアメリカ企業との関わりで、技術導入をしたり、人的交流によって伸びた領域もある。
その後、日米貿易摩擦やジャパンバッシングの時代もあり、また日本が韓国や中国に競争劣位になるということもある。それでも「懐が深い国、企業、人」の世界への貢献は言葉にはならないくらい大きいものだと思う。
競争で勝つことは重要。でも、世界的に様々な技術の力によって、より豊かで持続的な生活を享受できることも、とても重要だと思う。
その両立は簡単ではないが、そういう世界であってほしいと個人的には思う。
なお、そうではなかった代表的な企業が特許訴訟や政治的な動きに明け暮れたKodakやMotorolaだと思っている。提供する財・サービスが顧客を幸せにすることで市場が広がり、その変化のなかで競争力を維持・変化させていくことが経営で、他社を排除することで守ろうとしても顧客の幸せに寄与しなければ、大きい流れに潰される。なお、価値に対して真っ当な値付けをすること(日本企業が弱いこと)は、自社の従業員やサプライヤーにとって当然重要で、否定するものではない。
結局、どの会社でも、経営的にやるべきことというのははっきりしていることが多いんだろうと思います。
その中で様々なしがらみや抵抗勢力を乗り越え、現実的な障害などを取り除きながらちゃんと実行できるのかどうかが経営者の力。
日本製鉄という歴史を抱えた大企業で実行されているのがすごい。
モビリティの軽量化の必要性から小型車ほか多様な活用がされています。
多様な素材の接合性が進化していることもあります。その中で、
付加価値をきちんと、価格反映を実践されたことは素晴らしい。
今、これからの日本企業の在り方を示し、株価に表れていると思います。
まだ、PBRは、約0.6
これからに期待をしています。
研究開発、実用化に向け莫大な費用の投資が必要ということがわかりました。日本の産業界全体のCO2排出量でも40%を占めるのが鉄鋼業ということで、鉄工業の脱炭素化は必須です。同時に地域の雇用やサプライチェーンの観点も必須かと思います。
投資と研究と実用化、そして利益を出すことはどの業界でも求められることだと思います。鉄工業の脱炭素はあまり視野に入っていなかったのですが、今後注目していきたいと思いました。
利益が出てないってことは社会に価値をもたらしてないってこと。逆に利益が出てるということは社会に価値をもたらせるだけの製品や技術だったということ。トヨタもたぶん、長年、日鉄に対して強気に出続けてきて、ここまで真逆の展開になるとは思いもよらなかったのだろうなあと。