【読書】禅の教えに学ぶ「引き算の生き方」
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やっぱり禅は実践的で、メンタルケアの観点からも優れている教えですね。
アドラーは全ての悩みは人間関係からくると主張しており、現代人の多くの人は他人と比べたり、他人の機嫌を忖度する事によって悩みが生まれています。
また、アドラーは過去と今は繋がりはなく、今苦しんでいるのはあなたがそう判断しているだけ、という厳しめな考え方です。
禅は、もっと自然体で、過去も未来も見ずに、今この瞬間にフォーカスする事で、悩みは消えるという考え方です。今をもっともっと濃密に感じていく方法を型として示しており、とても面白いです。
若い頃は、坐禅やメディテーションの様なものはじっとしていて何をしているのかわからないと思っていましたが、今では、そんな時間を作る事はとても贅沢で、心身共に整えるためには良い方法だと感じる様になりました。
個人的にはこの記事にある様な方法を試してみる事はおすすめです。今週の10分読書は、建功寺住職、庭園デザイナーである枡野俊明さんによる、現代における「禅」の考え方についてです。
現代ではスマホ1つ開くだけで、大量の情報がわたしたちの思考に影響を与えてきます。
特に、ニュースやSNSを見ていると、ネガティブ、また、聴きたくなかった情報まで目にしてしまうことが多いです。
思い返してみると、心がスッキリしている状態にあることが、少なくなったように感じます。
「禅」の1つ1つに向き合うという考え方を大切にして、日常生活のなかに少しずつ取り入れていこうと思います。禅語には自然のアナロジーが多く出現します。自然の摂理にしたがって生きると、気が楽になります。スマホやパソコンの画面ばかり眺めるのではなく、自然に目を移しましょう。いろいろなことを自然が教えてくれるはずです。
今は緑がとても綺麗です。緑を眺め、風を感じるだけで、目の疲れが癒され、気持ちが落ち着くでしょう。