【最先端】炭素ゼロ、グリーンな鉄づくりが熱い
NewsPicks編集部
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人類の文明を支えてきた材料であり、3000年以上もつづく「鉄づくり」のやり方を、ひっくり返そうという野心的なスタートアップの突撃取材をしてきました。
米国ボストン郊外にあるボストンメタルは、いまやユニコーン規模(推定時価総額、約950-1000億円)のスタートアップ。MIT(マサチューセッツ工科大学)から生まれた、炭素を出さない鉄づくりに挑む、注目のベンチャー企業です。とりわけ今年1月、鉄鋼世界最大級のアルセロール・ミタルが大型出資をして、話題になっています。
脱炭素のなかでも、もっともハードルが高いのが、重工業分野です。その本命ともいえる製鉄のグリーン化、いわば無理ゲーといわれてきた分野に挑んでいるこのスタートアップは、日本のメーカーとも話をしているとか。CEOが、その舞台裏を語ってくれました。
最近インタビュー記事が多いですね。
ボストンメタルのMOEは簡単に図解されてますが、溶融酸化物電解のアノードがどんなものか調べて、質問するくらいはやって欲しい。折角インタビューしたのなら。
ざっと調べるとCr-Feが基本系のようですね。
https://www.nature.com/articles/nature12102
https://contech.jp/bostonmetal/製鉄は、温室効果ガス排出の10%を占めるといわれています。電気分解という手法を使って、製鉄のプロセスをシンプルにし、二酸化炭素の排出をなくすというスタートアップを取材しました。
MIT発の技術を使って、ビジネス手腕のあるCEOがマネタイズへと導く様子は、ワクチンのモデルナ社を彷彿とさせる一面も。今後の展開が楽しみです。