【注目】球場が「街の顔」に。北海道で始まった新イノベの真相

今度行ってくる

報道ベースですが、エスコンフィールドは建設費600億円。それを大きく上回るのが来年竣工となる長崎スタジアムシティプロジェクト（800億円超とも!）。サッカー専用スタジアムを中心にアリーナ、オフィス、ホテルが一体となっています。長崎駅から徒歩10分。アクセスも抜群です。https://www.nagasakistadiumcity.com/concept/

18年前、私が妄想していたものが大きくグレードアップして本当に形になり感無量。当時は三菱重工幸町工場が健在でしたので、場所は今の建設地の隣をイメージしていましたが...良い方に誤算でした。

プロ野球観戦が好きなのでよく野球場に行っていましたが、野球の試合はほとんどが夜なので、日中に使われることはあまりなかったように見受けられます。
なので、野球場をこういったテーマパークのようにするビジネスは凄く人気が高まると思うし、野球場は土地が広いので集客率も見込めそうですね。
また、テーマパークで遊んで、そのまま野球観戦して帰るような人も増えたら、野球ファンも増えそうです！

（野球場によっては天井が無い所もあるので、天候によって左右されるのは痛手かも）

「人が日常的に集う」「人を刺激する仕掛けを埋め込む」という両輪を備えることが重要ではないか。
日常的というのは、まさに多様な目的をカバーする、ないしはそもそもさしたる目的がなくても立ち寄りたくなる場を用意することが有効。
投資対効果を考えると、特に後者も重視すべきである。
それには、場づくりだけでなく、習慣づくり、癖づくりをいかに最初から意識した働きかけができるかがカギとなる。
立ち寄るだけでは飽きも来る。
なので、刺激する仕掛けも重要。
刺激とは、新たな情報、新たな出会い、新たな景色、新たな行動、様々なものがある。
いかに集った人同士の交わりを演出できるかがカギとなる。
結局、場所を作っているようで、実は場や機会を作っているのであろう。
これは、一般企業などにも当てはまる。
組織の顔を作り、そこに社員が日常的に集い、社員が刺激を受ける仕掛けを埋め込むことで、イノベーションやコラボレーションの持続性や深みを増すことにもつなげうる。
球場づくりから学べることも多い。

GWの前半に家族を連れて初エスコンフィールドに参上しました。
きっかけは野球部に所属する中3の長男が興味を持ったことと、ほとんど家族全員がなかなか思うように休みが合わないところ、GW前半は偶然まとまって休みが一致したことです。
YouTube等で下調べしました。アクセスのインフラはもう全くといっていいほど問題ないです。むしろ肌寒い中、バスへの誘導に一生懸命の現地の方々を見て感動しました。
球場は噂通りのスタジアムで、どこからエントリーしても球場内を360度実際に歩いたり、どこからでも球場を観れるところと、野球観戦というよりもエンターテイメントを観たという印象。
スタメンの方が場内アナウンスで一人一人発表されると、ベンチから駆け足でフィールドへ走る光景は鳥肌がたつくらい痺れました。
試合がない日も訪れることができ、おすすめは北広島駅からの徒歩で球場へ行くコース。やや曇りがちの日に徒歩で球場へ行くと途中の光景があたかも北欧にいるような感覚になりました。
新しい北海道旅行の体験の一つに、声を大にしてお勧めしたいです。
キツネダンスはもちろん、今期から新しくジンギスカンダンスも加わりました。
ネガティブキャンペーン気味の報道を拝見しますが、個人的にはそんな雰囲気は一切ないのと、パ・リーグの4月末までの観客動員数を拝見すると、ソフトバンク、ロッテに次いで堂々3位です。まだまだこれからたくさんの方に来て、観ていただきたいですね。夢のある球場です。ぜひ！

スタジアムやアリーナを核とした地域活性化は、スポーツコンテンツが生み出すことのできる価値として今や欠かすことのできない要素になってきましたね。
経済的価値だけでなく、大きな社会的価値も生み出しているところが注目です。