米雇用者数は予想上回る伸び、賃金も加速－労働市場の強さ示唆

コメント

選択しているユーザー

• 唐鎌 大輔

  株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

  ・2023年05月05日

  こうした状況も踏まえた上で「年内利下げは無い」という線についてパウエル議長は昨秋から譲っておらず、それ自体は正しい状況が続いているとは思います。利上げ停止は利下げ予告ではなく、タカ派的な現状維持の始まりと整理すべきだと考えます。

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年05月05日

  雇用者数、失業率、平均時給いずれもコンセンサスより良かったこともあり、公表直後はドル高の反応です。
  依然として米国雇用は強いといった結果です。
• 黒瀬 浩一

  りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト　チーフエコノミスト

  ・2023年05月06日

  平均時給で計測する賃金伸び率が下がりません。日本では物価と賃金が共に伸びる好循環を目指しています。他方、米国は真逆です。賃金伸び率が低下することで物価も沈静化する日本とは逆バージョンの賃金と物価の好循環を目指しています。しかし、人手不足から企業は賃上げしてでも人員の確保を優先しており、下がらないのが実情です。地銀の破綻で貸し剥がしが加速すれば、雇用の悪化や賃下げが広まるでしょうが、まだその悪影響は出ていません。