ラピダス、国に2兆円支援要請へ 半導体新会社、上場も検討
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半導体投資、中国16兆円、米国7兆円+30兆円(審議中)、インド3兆円とかいう報道がある中、3300億円で戦えるわけないじゃんと思っていたので、2兆円は最低限の数字だろう。
それでも現在の半導体製造に必須なEUV装置を100台しか買えない。世界一の半導体生産を誇る台湾TSMCはすでに100台持っている、サムソンも35台持っているとか(3月に某勉強会で聞いた)。
オリンピックへの投資よりずっとリターンが大きい。無駄に無駄なところに流れるお金も少ないだろう。国の税金を投入するのであれば、使途を明らかにして説明責任を果たしていただきたいですね。
2兆円の大半は工場建設や設備投資に使われるものと思われますが、IBMと共同開発するGAA技術をモノにするためにはそれ相応の人財も必要なはずです。
現時点でラピダスの求人をネットで見てみると、マネージャークラスで上限1500万円、US勤務のプロセスエキスパートで上限1800万円となっているようです。
最先端を競うSamsungやTSMCのヘッドハンターとの会話では、マネージャークラスで3000~4000万円の年俸を提示していると言っていました。
お金が全てではありませんが、優秀な人財は設備も人も揃っているSamsungやTSMCに流れていってしまっているのが実態かもしれません。
もちろん安全、安心な生活が送れるというインセンティブに惹かれてラピダスに来る優秀な人財もいるとは思いますので、蓋を開けてみないとわからない部分はありますが・・・
人財獲得に加え、人財育成についてもしっかりとしたビジョンをラピダスだけではなく、お金を出そうとしている国が主体的に示していただきたいと思います。