東京大学、ジャック・マー氏が「東京カレッジ」の客員教授に
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いくら大きなビジネスを生み出しても、いくら社会にインパクトを与えるようなイノベーションを生み出しても、中国というフィルターを通ったものだと、日本とは違う特殊性が成功に導く要素として大きかったと思われ、主観で評価しづらいとされてしまう。
アカデミズムでは、その特殊性も客観的に見られる。近年の中国のビジネスやイノベーションを正しく評価するためにも、ジャック・マーのような中国ITの最前線にいた人がアカデミズムの世界に近づくことはよいこと。相変わらず縮まらない日中の心理的距離を縮めることにもなるかもしれない。
注目のコメント
ジャックマー氏(目下)の関心事、習近平政権との関係性などを総合的に考慮した上で、こういう行動に出たということです。マー氏にとっては生存戦略、習政権にとっては国家戦略を意味します。日本側の関係者は、こういう意図や背景を前提に本件を認識し、対応すべきだと思います。
ちなみに、4月、マー氏は香港大学の名誉教授にも就任しています。こちらの期間は3年。どんな講義をされるのか、非常に楽しみです。公開講座やアルムナイ向けセッションなどにもどんどん登壇頂きたいですね。実はアメリカのビジネススクールでは、こうしたケースは珍しくありません。元スーパーモデルのタイラがスタンフォードで教鞭をとったり、メディアの女王のオプラ・ウィンフリーがケロッグでリーダーシップを教えたり。東大には、今後さらに「象牙の塔の外で活躍する人材」を国内外から招聘して欲しいと思います。頑張れ、東大!
ジャック・マーさん自身は元々教育に関心がある方ですので、どのような講演をされるのか楽しみです。
加藤嘉一さんが、先にNewsPicksのコメントで書かれているように、意図や背景がある部分もあるんだろうなと思いつつ、一卒業生として気になる/嬉しい、という気持ちでもあります。