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人生において何が大切なのかという視点は、いつも私の行動をサポートしてくれます。死ぬ直前にもっと仕事をしたかったと思って亡くなっていく方はほとんどおらず、何故もっと家族と過ごさなかったのかと後悔する方が大勢いるという話はよく聞きます。
私の尊敬する上司が、「仕事は趣味」という言葉を教えてくれましたが、まさにそうありたいと思いました。趣味という位置付けに置いておくと、優先するべき事は必然的に決まってきます。
そもそも育児をやりたくないという方もいらっしゃるでしょうが、そういった方も育児の大変さに触れる事で奥さんへの感謝につながるはずです。育児は自分でコントロールできないため、仕事よりもよっぽど大変です。
育児休暇、ぜひ取得してみて下さい。
7月にプロピッカーに就任予定の野村高文さんも登場します。野村さんの育児から得た「気づき」には、多くの女性が共感できるのではないでしょうか。それにしても、ニューズピックス退職後に、そんなに大変なことになっていたとは……!
取材にご協力いただいた二人とも、妻との会話の時間をとても大切にしているのが印象的でした。育児、大変だけど楽しそうです。
もちろん、育児休業給付を、雇用保険でなく、(雇用保険の仕組みに捉われない)新たな子育て支援のための「公的保険」に仕立て直す方策もありうるが、若年世代ばかり負担増となってはいけないので、高齢者からも負担を求める必要がある。しかし、「育休時の所得保障」というリスクに直面することのない高齢者にもこの保険に加入させないと高齢者から保険料を取れないものの、リスクに見合わない形で保険料を取ることになって矛盾をきたしてしまい、悩ましい問題である。
育児の当事者だからこそ、今までの当たり前が実はおかしいことだと気づいたり、命を育むことのリアリティがわかる。この視野の広がりは、家庭でも仕事でも人との付き合い方でも、いろんな面でプラスになりますね。
男性の育休取得率が低く、また短いのは、まだまだサポーター意識が強いからではないでしょうか?
でもこの体験談を読むと「サポーターじゃもったいない!」と叫びたくなります。
① 家族(奥様)のサポートができる
(短期的にも、中長期的な育児コミットの面でも)
② 部下や同僚のワーママへの理解が深まり、マネジメントが上手くなる
一方で、制度的には整ってきているとはいえ、まだ心理的なハードルはあるのかなと思っています。
周りが育休を取りやすい雰囲気を作ることは一つポイントで、例えばチームに育休取得経験者やワーママがいることはその一助になる気がします。
(実際、楽天にいたころ自分のチームメンバーがパパ育休を取得しました)
また取得する方は自分が抜けたら困るだろうなという責任感があると思うのですが、意外と自分が思っているよりもなんとかなるものです笑
ワンオペ育児にはならないように、育休を分担してすることで、夫婦で子供を育てているという感覚やコミュニケーションが生まれると思いますしいいなと率直に思います。
このようにロールモデルというか、実際育休をとった人の意見を聞けるのは非常に有意義だと思います。
育休を取ること自体よりも、それによって仕事が滞ったり他の人に急に迷惑をかけることが嫌だという方への解決策が見えた気がします。