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味覚・記憶障害など1年以上続くこともある「コロナ後遺症」、診療報酬を加算

読売新聞
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  • ワクチンの後遺症の方は
    どうなってるんでしょうね?


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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    実は、新型コロナウイルス感染症が社会に与える最も大きなインパクトは後遺症だと言っても過言ではありません。

    疾病負荷という学問では、症状や死亡を数値化して、インパクトを計算して、政策などに活かしています。新型コロナウイルスも死亡や後遺症を計算した論文がいくつか発表されていますが、後遺症のインパクトは死亡を大きく上回っています。

    これは、感染した多くの方が後遺症を引き起こし、しかもそれが人によっては2年以上継続する事がわかっているからです。後遺症によって仕事に支障をきたしたり、メンタルに影響を与えたりなど、後遺症によって生活が変わってしまうこともあります。

    今のところ、原因も治療法も明らかではなく、良心的な医師によってケアが行われています。診療報酬をつける事によって後遺症を定期的に診察する医師が増え、苦しんでいる方々の助けになる事を祈ります。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    いわゆるコロナ後遺症は、もはや知らない人はいないというぐらい十分認識の広がった病態だと思います。

    診療報酬を加算することで、医療機関での診断、治療を促進する狙いがあると思いますし、少なくとも適切な診断がつけられることは、適切な管理、経過の予測やデータの蓄積につなげる意味で重要です。

    一方、仮にいわゆるコロナ後遺症と診断された場合に、根拠に基づく治療法が確立していないのは大きな課題です。このため、各クリニックレベルで、独自の(根拠に欠く)自己流治療、時に不適切処方が見られることも同様に課題です。

    現在分かっていることは、予防接種をしっかりと受けていれば仮に感染してもリスクを低減してくれること、タイムリーな急性期の治療がリスクを減らす可能性があることです。

    火事は燃え広がってから消火しても大きな焼け跡が残るが、未然に予防を講じたり、すぐに消火活動を始めれば焼け跡が少なく済むのと同様です。


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    総合内科医 医学博士

    オミクロン株の流行以降、コロナに罹患する人が増えた影響で、コロナ後遺症に苦しむ方も増えてきました。コロナ後遺症では倦怠感、息切れ、味覚・嗅覚障害などの多彩な症状がみられますが、認知機能の障害が出たり、もともとの認知障害が悪化したりする中枢神経系の影響がみられるのが特徴的と言えます。コロナ後のこういった脳の症状は「Brain fog (脳の霧)」と呼ばれており、文字通り脳に霧がかかったように、集中力が続かない、適切な言葉が出てこない、物忘れがひどくなる、といった症状がみられます。確立された検査や治療法などはなく、時間が経って回復するのを待つという場合がほとんどです。

    回復には時間がかかるため、定期的なフォローアップが重要になります。コロナ後遺症の受診に診療報酬が加算されることで、医療機関側にコロナ後遺症のフォローアップを行うインセンティブを与えることに繋がります。コロナがありふれた病気になりつつありますが、コロナ後遺症の対応をはじめ、感染してしまった時のセーフティーネットはますます重要になってきます。


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