トヨタ、佐藤新社長就任で「広報戦略」激変の訳
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面白い記事で、読み入りました。
やっぱり広報はベンチャー、中小零細、大手と関係なくトップ広報の影響力は凄いなと。
又同時に企業広報戦略の考え方やゴール設定など、勉強になります。
今後のトヨタイムズとメディアの併用という立ち位置や存在意義の違いが見えてる来るのかも興味深く見ていきたいなと思います。
注目のコメント
企業広報の形も時代とともに変化していきます。「報道の主体性は自社で握る」という状態に持っていければベストですが、社会的信頼や影響力の大きさなどで見ても、全ての会社が思う通りに全てのメディアをコントロールできるものでもありません。
SNSも含めたあらゆるメディアで、良くも悪くもたった一つの発信や言動によって企業イメージが大きく左右され、企業への“共感”や“親しみ”が、消費者の消費行動にダイレクトにつながる時代。
記事にあるように、強烈な個性のカリスマ経営者より、「等身大」な経営者像に憧れや共感を抱く人は社内外問わず増えているのだと思います。日本の大手新聞社は大体系列にテレビのキー局がいますが(朝日、毎日、読売、日経、産経はいます)、テレビの取材映像から新聞記事を作ることは「質問と回答がしっかりしていれば」作れる反面(聞きたい質問も系列のキー局なら伝えられる)、逆はできません。その意味では、このあり方は一定の合理性があります。
トヨタイムズはあくまで自社メディア。自社のことに興味関心を持ってくれている人しか基本的には見ません。統一する意味では妥当性はありますが、広報でしかないというのも確かです。
ここからどう絞るのかは分かりませんが、私は最初の対応としては賢明な判断だったように思います。テレビ各局のインタビューを受けたのは、報道姿勢を炙り出すことを狙ったのかもね。同タイミングでの取材、公表となれば『情報の内容』はほぼ同じなので、それを好意的に報道するのか・そうでないのか、それの見極めをしたかった、とかね。