米ベッド・バスが破産法申請 金融不安で行き詰まり
日本経済新聞
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異次元量的緩和とゼロ金利のおかげで延命していた企業が、中央銀行の方針転換(というか間違った処方)によって、とうとうもたなくなり、それが表面化してきたということだと思う。
企業が破綻する要因は、資金繰りの行き詰まりなので、このような事象はこれからも断続して発生するでしょう。
米英債券金融システムが瓦解しています。
注目のコメント
アメリカに赴任して、まず最初に何も無い部屋で寝るため、ここの店舗でエア・ベッドと掛け布団を買いました。店舗で商品を見るだけでも楽しかったですが、記事にあるとおり、「電子商取引(EC)への対応の遅れ」はコロナ禍のこの数年は痛手でしょう。
Bed Bath & Beyondの経営破綻、その原因を求めるのであれば、以下の3点に集約されます。
・eコマースの流れに大幅に乗り遅れた
・2021年に6億2500万ドルもの大量の自社株買いを行った結果、取引業者がBed Bath & Beyondの資金繰りに不安を抱き、Bed Bath & Beyondとの取引量を減らす方向に動いた
・プライベートブランドが失敗。品質が悪かった模様一時期は、カテゴリーキラーとして、スーパーストアコンセプトも展開するほど勢いがあり、ワクワクする店舗コンセプトで、アメリカ在住の頃よく行っていました。
競合であるLinen’s n Thingsも10年以上前に全て閉店し、オンラインビジネスのみで再開しているようです。アメリカの場合、店舗家賃は主に固定家賃ですので、売上が下回った時は厳しい状況となります。どちらもカテゴリーキラーとしての全盛期があっただけに、非常に残念です。