世界トップメーカーに直撃。いまさら聞けない「DAC」って何?
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2050年にネットゼロへの最終兵器というのは、これで排出削減ぜんぶ賄うよ!というものではなく、どんな頑張っても削れないCO2排出を除去するという最終。
工場や農業や航空産業などでどんなにゼロエミッション進めても、ちょっと出ちゃうCO2を吸い込んじゃえ、というのがDAC=直接大気回収の技術です。
カーボンエンジニアリングはカナダのスタートアップで、スイスのクライムワークスなどとともにDAC開発の代表格です。空気を吸い込みまくってCO2を除去するという、なんというかどストレートな仕事だけあって、想像通り設備もやたらでかくてコストがかかるので、そこをなんとかする、というのがこれからのポイントということです。
DACなどの「炭素除去」と呼ばれる技術についてより詳しく知りたい方はこちらも併せて御覧ください(クライムワークスなどを取材しています)。
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https://newspicks.com/live-movie/2342毎度毎度moshimoshi earth が扱うものに衝撃を受け、思わず笑っちゃいます。
ESG投資とグリーン市場の規模拡大の速さは目を見張るものがあります。
まだまだ勉強不足ですが海外と日本のグリーン市場を比較した際、日本の強み、今後伸ばすべきもの(例えば最近では発酵ビジネスの記事をよく見ますが)、を客観的に見れたらなと思いました。
そのあたり、勉強していこうと思います。
https://forbesjapan.com/articles/detail/51301「CO2回収なんてせずに、CO2を出さないようにすればいいんじゃないの?」と思いたくなりますが、そこまでやらないとカーボンニュートラルは実現できないのが専門家の意見です。
同じCO2の回収技術でも、発生源からの回収するCCSのほうが効率よく集められますが、DACはCO2排出源という限定された場所ではなく、人の住んでいない土地にも設置できるメリットがあります。大気中に含まれるCO2の濃度が地球上の大気中では比較的均一に分布しているため、広大な土地に太陽光発電などの再生可能エネルギー源と設置すれば、運転コストを低減できるというわけです。
いざ、大気から直接回収すると決めれば、このコストをいかに下げるかを考えていくのが賢明ということで、カーボン・エンジニアリングは、迷うことなく一歩前を走っている印象を受けました。技術だけでなく、モジュール化と大量生産によるスケール効果、地域とのパートナーシップでリスクを低減するという方法で取り組んでいるようです。
日本企業が実証実験レベルでやっていたら、とても太刀打ちできないですね。