カメラに顕微鏡まで手放したオリンパスの新章
東洋経済オンライン
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市場成長性を考えると、どうしても成長市場にbetしたくなる。医療機器業界は一から開発していたのでは10年は掛かる。医療機器業界はM&Aで大きくなるのが定石のため、手元資金が必要になる。選択と集中で整理したお金で次の会社を買収するのは良い手なのだろう。
内視鏡は検査、診断のためのデバイスだが、これに類する侵襲デバイス事業というと似て非なる事業で成長領域は治療領域で手術ロボットやカテーテルなどが挙げられる。
カメラ市場はスマホにやられた。顕微鏡は光学領域の技術を活かせる良い領域だが、医療か?というとちょっと違った。(医療分野でも勿論使われるのだけど)事業の選択と集中をして役員も外国の方を大幅に増やしてグローバルな医療機器メーカーとして更なる成長を目指しているとのこと。記事中にライバルは4倍くらいの事業規模で研究開発費も潤沢とありますが、競争に勝てなくても良い買収対象としては整ったように見えるので、どっちに転んでも大丈に見えます。意図的にとうしているような
ビジョン、事業、組織が連動してダイナミックに変化しつつあるオリンパスの姿が良くわかります。
グローバルメドテックカンパニーという明確なビジョンをかかげて、事業面では選択と集中に大胆に舵を切る。これと平行して、組織面では経営執行レベルの多国籍化と、全社員ジョブ型に移行して、世界規模で適正な人材を登用できるような組織体制をつくる。ハードルは高くさぞかし大変な変革だと思いますが、数年で実現したところが凄いと思いました。
日本発グローバルカンパニーとして、今後の成長に注目しています。