メルカリ、欲しい商品をChatGPTに探させる「Merchat AI」--米国版で提供開始
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まず、Merchat AIという名前が素晴らしいですね!Mercariブランドとも合い、Merchant(商人)を連想できます。
さらっと予算、サイズ、色、商品の状態をMerchatAIが検索してくれると書いてありますが、ChatGPTが検索できるようにするには、データモデルを以下のようにラベリングし、まとめてChatGPTに投げる必要があります。
ID:XXX
商品:XXX
価格:XXX
サイズ:XXX
色:XXX
商品の状態:XXX
メルカリほど大きな商品データベースを抱えている企業ですと、上記は一つのデータテーブルにないことが多いかと。そうすると、今回MerchatAIをリリースするにあたり、ChatGPTがまとめて取得し検索できるように特別なテーブルかAPIを作ったのかな、想像します。
あとは検索結果のクリック率から回答の良し悪しを判断し、そもそも検索する人は購買層なのかを判断して、このプロジェクトが定着していくのかは見どころです。静脈産業(使用済み製品に関連したビジネス)でChatGPTを活用する事例でビジネス化されたものは初めて見ました。さすが、スピードが速いですね。
中古品だけでなく、今後多くの循環資源の情報がプラットフォームに集約されることが予想されます。しかしインプット内容は国地域やインプット者によってばらつきが出てくる可能性が高く、「使える」状態にして世の中に出したり、解釈する存在が必要となると思います。
よって静脈特定のニーズをよりよく理解するための質問を投げかけ、記憶していき、提案に活かすことのできるAIは、マッチしやすい分野だと思います。