上司が「退職届書いたか」、整髪料つけて髪形変える…ゆうちょ銀に賠償命令
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1億1000万の請求に対して認められたのは55万…。
企業にとってはそこまで懲罰的な金額ではないので、この程度ですんでしまうのならハラスメントを本腰入れてなくそうという話になりにくいだけで、中途半端すぎて逆効果だと思う。
追記
念のため。
5500万の間違いだったら話は別。それはメディア側の問題になる。
注目のコメント
記事以外の事情を全く知らないで書く、或る種無責任な感想に過ぎないとお断りした上で・・・
55万円と言えば、解雇する側の事情もある程度汲める状況下で不当解雇の訴えが起こされて、調停で和解する時に払われる程度の金額です。68歳という年齢で年収がどの程度あったか分かりませんが、この先仮に10年働けると仮定して生涯賃金を現在価値に戻しても、1憶1千万円には程遠いことでしょう。懲罰的損害賠償が原則としてない我が国で、こうした金額を持ち出すところに、かなり特異なものを感じないでもありません。
それだけ取り出せば「退職届を書いたか」と言ったり「整髪料をつけて直接いじって髪形を変えたり」といった行為が言語道断なのは当然ですが、そういう事態が起きるに至った背景に、どのような勤務態度や上司とのやりとりがあったものなのか。上司が何歳であったか記事にないので分かりませんが、パワハラ問題の判断は難しく、上司に対して含むところがあって、被害を訴える側が挑発したといったことが無いとも限りません。裁判官が1億1千万円の損害賠償請求に対し55万円しか認めなかった背景には、たぶん、何らかの理由があるのでしょう。
そのあたりをしっかり押さえない限り、どちらかに肩入れするのは難しいんじゃないのかな (・・?今までの判例見てると言葉により精神的苦痛を与えたようなものでも100万円程度のものいくつかあったように思います。
色々あった中で証拠として残っており不法行為認定されたものが少なかったということでしょうか。
ハラスメント事案は証拠が全て、自分のメモでも構わないので、何月何日何時ごろ、誰からどういう経緯でどういう行為を受け、どう感じたのかなど、克明に記録しておくだけでも証拠にはなります。
相手からのメールやメモ、録音まで残っていればかなり有利にはなるかと思います。