生成AIはメディアにどのような影響を与えるのか? noteの報道陣向け勉強会に行ってきた
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注目のコメント
私も、深津さんが超教育協会で行った講演を聞き、大変勉強になりました。記事にある深津さんの指摘はまさにその通りだと思います。
「最終的に人類に残るのは土下座」とジョークを交えつつ、「AIができることとできないことを認識することが大切。今後は『100個出してどれかが当たればいい』というボリュームの勝負は不利になる。人間にしかできないことをベースに、編集などのあり方を考えていくことが重要になってくる」。
メディアで言うと、署名記事が必須となり、インタビューやルポルタージュ、コラムの技量が改めて(新たに、かも〕問われることになると思います。新聞では、半世紀前の深代淳郎さんの天声人語。大森実さんの北ベトナム報道のような、みんなが読み学び感動するような作品を生み出せるかどうかが、大きな課題となると思います。もしかしたら、手書き、肉筆の記事が価値を持ったりするかも知れません。
それとは別に、夏の高校野球のスコアや記録、短い選評、地方選の選挙結果、地方版のお悔やみ記事など、メディアが膨大なリソースをかけている作業的な記事をはやくAIに任せて、若い記者を雑用から解放してあげるべきだと思います。そうなれば、メディアは未来に向けて進めると期待します。今でさえコンテンツ量は飽和状態なのに、生成AIが加われば天文学的数に達するでしょう。
その中から一体どれほどの数が人の目に止まるかわからない。
メディアだけで無く、製造や建築など設計分野もAIの影響は計り知れません。人の作業はAIが生成した物をひたすらチェック修正するだけに留まる為、従来の手作業は大幅に減り、対人や現場とのコミュニケーションに多くの時間を費やす事になると思います。
ただこれも対話型AIがより進化すれば、感情に左右される人間よりAIの方がクライアントの要望を忠実に聞き出し選ばれるようになる可能性もあります。正しくなければいけない事(論文であったり、人の生き死に関わる事とか)と、正しいかどうかよりも、感情をComfortableにして、プラスの効果を生み出す事が大事であるもの。
用途によって使い道が全く変わってくる。
コト、作業量という観点ではこんなにも有難いものはない。
ここで浮いた時間を何に転用させるかは本当に大事なこと。