公取委がみずほ証券を注意 株式公開価格巡り不当な設定
毎日新聞
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注目のコメント
本件、発行体側として心当たりがありすぎる。
東証に上場申請してから、主幹事証券会社より後出しで低い価格を提示されると身動きが取れません。
当時関係者(独立社外取締役)として書いたコメントはこちら↓
https://newspicks.com/news/5494876公開価格決める際にセカンドオピニオン(主幹事以外の声)を充分に聴かなかった=優越的地位の濫用と言う事みたいで。
注意は口頭で行われるもの。
一方で証券業協会でも諸規則見直しなど相応の自主規制してきた訳で業界としての受け止め方が注目されます。みずほ証券さんの話は脇に置き、公開価格を売り易い水準に抑えて初値を上げて稼ぐため、IPO初体験の会社を相手に主幹事証券会社があの手、この手で攻めて来ることは大いにありそうな・・・ 最初はおだてて高値を言って惹きつけて、上場が近付くに連れて下げて行く。
比較対象にする類似会社の選び方一つで価格設定を大きく変えることも可能です。上場が迫ったタイミングで交渉が始まって折り合わず、それじゃ今回は見合わせましょうか、と言われたら、多くの経営者は何か変、そんなに安いはずないのに、と思っても、泣く泣く従わざるを得なくなってしまいます。IPOを目指すなら、十分早いうちに十分に調べて交渉を開始して、主幹事証券がプレッシャーを感じるくらいの情報と時間的余裕を持つ必要がありそうに感じます。
何といってもこっちは大概初めての経験で、相手は百戦錬磨という関係ですからね (^^;