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【ミニ教養】日本人が「本当の意味」を知らない英単語

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    進歩的、進歩主義(pregressive, preogressivism)という言葉は、もともと20世紀初めの米国で流行った言葉でした。
     米国経済が急成長し、1929年の世界恐慌に至るまでの時期の流行で、この時代は進歩主義時代(Progressive Era)とも呼ばれます。

    「進歩主義」を担っていたのは、共和党の主流派でしたが、
    この流行を特徴づけていたのは、
    ・資本主義の急成長による影響、たとえばロックフェラーやカーネギーといった財閥が政治、社会、学術、文化に非常に大きな発言力を持つようになったこと
    ・科学技術への肯定と信頼、科学技術を社会や経済にどんどん実装しようという運動、フォーディズムなどもそうですが、優生学や禁酒法も、科学的根拠があるとして推進されました
    ・当時勢力を急拡大していた、地方、農業者を基盤とするポピュリズム運動への対抗
    などです

    日本で1950年代に現れた、岩波書店や朝日新聞社を基盤とする「進歩的文化人」もそうですが、左派的なのだけど、資本主義の廃止とか共産主義革命まではついていけない(本当に起きたら自分たちの生活水準が下がる)、という人たちはたくさんいて、そういう人たちが、米国でも「進歩的」という立場を名乗ります。

    なぜ100年前に一度廃れた「プログレッシブ」がまた米国で持ち出されているか、ですが、時代状況に当時と似たところがあるのと、「リベラル」という名乗りが古くさくなったからでしょう。どんな流行にも賞味期限はあります。
     米国でいう「リベラル」というのは、大恐慌後のニューディール政策とその後の公民権運動を支持した民主党系の人々のことを指します。特徴は、「自由」を掲げながらも、特定人種を優先するアファーマティブ・アクションや公的医療保険、環境対策など、政府による一定の経済活動規制を支持することです。

    現在の米国の「プログレッシブ」は、従来からの「リベラル」とそれほど違いませんが、民主党内のサンダース派から環境至上主義派、キューバ・ベネズエラ支持の左翼、ムスリム同胞団系、リバタリアニストなど、雑多な勢力がひとまとめに「プログレッシブ」と呼ばれています。
     民主党内の民主社会主義派勢力とおおむね一致します。


  • NewsPicks NY支局長

    はたまた、お叱りを受けそうなタイトルですみません。

    ですが、実際に、ビジネス、カルチャー、そして政治で、ここまで重要キーワードになっているのに、日本では(特にメディアで)見かけない英語としてはトップクラスに入るなと感じている言葉なのです。

    気候や脱炭素、テクノロジー周りではもちろんのこと、Z世代や若者たちのカルチャー、政治などの動きを見ていく中で、絶対に外せない言葉(論じ始めたらこれで1冊書けるぐらい…)かと思っています。

    もちろん政治や歴史の専門家なら、私以上のことを分かっていて、だとは存じていますが…。

    アメリカではあらゆるものが政治にかかわってきます。流行りのテクノロジーやビジネスを見る上でも、この辺りのニュアンスは知っておいても損はないのではないでしょうか?

    引き続き、ご意見フィードバックなどいただければ幸いです!


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    株式会社hoppin 代表取締役CEO

    私はインドのバンガロール在住ですが、やはりアメリカから出てきた言葉だからか、"Progressive"という単語ははあまり聞かない/ニュースでも見ない(&サクッとググってみましたがあまり出てこない)ような気がします。

    よくある煽りタイトルじゃん!と思ったけど、知的に面白かったです!メモ的Pick!
    対インド人でニュアンスが伝わり切るかわからないですが、使っていきたいです。


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