なぜ三条市ふるさと納税は1年半で7億→50億円を突破できたのか
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「工場の祭典」で有名な燕三条。
現地に訪問するまで、燕市と三条市と分かれていること、なぜ駅名が「燕三条」で、インターチェンジの名称が「三条燕」と違うのかなど知らないことばかりでした。実際にものづくりの現場を見させていただいたり、自治体の取り組みを聞いてますます興味を持ちました。ふるさと納税をきっかけに興味を持ち、現地を訪れる仕組みにもつながると良いですね。大きなビジョンを掲げて細かい改善を繰り返す。ビジネスでも重要です。ふるさと納税のポータル何とか見てもわかるように、ECサイトの購入と極めて近い構造になっています。そこに節税のインセンティブが加わることによって、都心部に住む富裕層のニーズに当たっているのが1つの要因です。ここに書いてある内容は、ビジネスでも成功の要因と全く同じ内容で私が代表を務めるこゆ財団でも同様に進めています。ただし目標設定はなかなか難しくて大きすぎてもだめだし、小さすぎてもダメなのでそこの部分のバランスが絶妙だったと言えるでしょう。
そもそも三条市のポテンシャルがすごい。もちろんそうだけど、奇をてらったプロモーションではなく、きちんと魅力の再定義をし、チームビルディングをして取り組んだから、という王道の取り組みの結果の成功。
なぜ成功したかを敢えていうなら、外部から招いたCMOにきちんと権限を与えた(委任した)こと、直営で行った2点だと思う。これができない行政が多い。
10年近く前になるが、地場産業関係で三条市のお話を伺ったことがあるが、外の意見に耳を傾け、よいものを取り入れようとする貪欲さは市長さんから市の職員、地場産業センターの職員さん、企業さんそれぞれに感じられた。その価値観は続いているのだろう。