キーパーソンインタビュー:糸井重里さん・前編 生き方が「インターネット的」とは? - 毎日新聞
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糸井重里さんにインターネットをテーマにインタビューをしました。今回は前編。「ほぼ日」がなぜ成功したのか。それは糸井さんが本質にこだわったからだと思いました。技術的なことよりも「インターネット的」に生きるとは何か。ぜひお読みください。
『○○で世界が変わる」といったキャッチフレーズでみんなが同じ方向を向けばそこに市場が生まれますよね。「変わる」と言う人は自分の本を売りたいとか、会社がうまくいくとか、どっかに利害があると思うんだ。でも、そう簡単に人間の本質は変わらない。「これからは○○だ」と言うのは一つの仕事であり、ジャンルがあると思えばいいんです。』インターネットは紙面などにしばられない非面積のメディア。長文対談をした場合、あいづちなどは編集で削除されるのが普通だが、ほぼ日ではあえてそれを削除しないこともある。こういった小さなこだわりがインターネット的であり、ほぼ日をほぼ日たらしめんとしているのだろう。こういう言葉1つを残す、残さないかで、ほぼ日らしさの伝わり具合はまったく異なる。効率化と対極にあるこだわりのメディア運営だ。