高齢者介護施設にAIを導入すると高齢者差別を助長する可能性――AI支援へ向けた解決の糸口も - fabcross for エンジニア
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記事タイトルの前に『「AI技術者と”介護スタッフ”の高齢者への偏見」や「介護スタッフのAIへの懐疑的感覚」によっては』という言葉が必要な研究結果のようです。高齢者の偏見には介護スタッフも入っているのが興味深い。
逆に言えば、テクノロジーの開発者や介護スタッフは当事者への偏見を減らすこと、介護現場の人はテクノロジーへの偏見を減らすことで、当事者のためになるより良いテクノロジーが活用される可能性があるとも言えますね。
道具(手段)の使い方について人類は何度も失敗していますが、それを乗り越えようとしてきていることも歴史的事実。
私は、現場が何かの既得権となり、本当の意味で当事者の自立を妨げる存在になっていないかを最近危惧しています。
ちなみに、これオーストラリアの記事ということで、お国柄の価値観も反映されると思います。日本では?障がい者、難病の方、医療的ケア児、生活困窮者、女性、外国人など当事者が変わった場合は?色々と興味深い内容だと思いました。
注目のコメント
国内だけでなく海外でもケアテック導入への懸念が論じられています。
記事の内容を読むと、AIそのものが高齢者に対して悪さをするというよりは、介護者がAIの選択を誤った時や、更に言うと、AI開発者がきちんと現場を理解した上でAIを設計していない時に、高齢者に不利益が生じることが課題であると書かれている。
ケアテッカーの教育が遅れていると言われて久しいが、このような論文が展開されるところまで来てしまっていることを週明けから痛感させられた。
先日このようなnoteを書いたが、早急にケアテッカーの教育整備が必要だと再認識した。
https://note.com/abablog/n/n46a53ae814ed