曲がる太陽電池、30年までに普及 政府が公共施設に導入
日本経済新聞
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ペロブスカイトは変換効率がよく、太陽エネルギーを効率よく電気に変えられるため、曇りや雨の日でも発電できるという利点があり、天候に左右されるという限界が打ち破られるかもしれません。しかし日本は技術の初期段階は強くとも、量産化段階において中国に負けるというのが悲しいいつもの流れ。中国は品質の低いものでもどんどん市場に出していくので量産化・商品化が速いというのがあるようです。日本の研究室に中国からの留学生がやってきて云々という問題も報道されており
https://www.asahi.com/articles/ASPDC56RLPCVULZU007.html
対処が難しい問題です。重要なポイントは「曲がる」事でなく、重量が1/10になるので壁に掛けられるという事らしい。
現在デメリットとして、耐久性が数年しかなく実用性が低いことがある様子。耐用年数を20年以上に伸ばした研究もあるが、量産できるかは不明な部分も。
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炭素電極を備えたペロブスカイト太陽電池の性能が光照射で回復
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20211113-2/index.html政府のお金が集まる目処がつき実証試験が完了する2025年
その2つが揃えば量産判断ができ、量産できれば公共施設以外への導入も加速するというシナリオ
曲面が多い建物は数が少ないため、軽さと安さを価値にしたいところだが、建材メーカーやガラスメーカーとの協業が鍵に。スタートアップだと自社の業務範囲を柔軟に伸縮しながら、やらないと売れないならどんどんやる。他社や他部門との調整という会議が山のように行われることがないことを祈りたい